

(Source: highlandvalley, via souryoukomi)

“サヨナラ、地球さん。
靴下でもシャツでも、最後は掃除道具として、最後まで使い切る。人間も、十分生きて自分を使い切ったと思えることが、人間冥利に尽きるんじゃないかしら。そういう意味で、がんになって死ぬのがいちばん幸せなのよ。 用意ができる。片付けして、その準備ができるのは最高だと思うの。 ひょっとしたら、この人は来年はいないかもしれないと思ったら、その人との時間は大事でしょう?そうやって考えると、がんは面白いのよ。
いまの世の中って、ひとつ問題が起きると、みんなで徹底的にやっつけるじゃない。だから怖いの。自分が当事者になることなんて、だれも考えていないんでしょうね。 日本には「水に流す」という言葉があるけど、桜の花は「水に流す」といったことを表しているなと思うの。 何もなかったように散って、また春が来ると咲き誇る。桜が毎年咲き誇るうちに、「水に流す」という考えかたを、もう一度日本人は見直すべきなんじゃないかしら。
それでは、みなさん、わたしは水に流されていなくなります。今まで、好きにさせてくれてありがとう。樹木希林、おしまい。
2018.10.29 読売新聞”
(via 【樹木希林さん地球の人々へ最後のメッセージ】宝島社・企業広告「あとは、じぶんで考えてよ。」「サヨナラ、地球さん。」10/29掲載|株式会社 宝島社のプレスリリース)
(Source: prtimes.jp, via golhan)